ゲーム用のパソコンにこだわりをもっており、新卒入社と同時に50万円ほど借金をしてパソコンを購入した経験があります。

 

当時は、どうせ働いて返すんだから大丈夫だろうと気軽な気持ちで借りる決断をしたのですが、返済は思った以上に大変で、忘れられない経験となっています。

 

まず、お金を借りるにあたっては融資元の選定をしなければなりません。これには非常に悩みました。何故なら、当時は武富士やアイフルが頭一つ抜けた企業という状態でしたが、金利は現在の利息制限法よりも全体的に高い傾向にあり、非常に高額であったからです。また、過酷な取立てがテレビの特集で度々報道されており、恐怖感があった点も否めませんでした。

 

ですが、実際にお金の融資を申し込むととても丁寧な接客をしてもらえたので、安心感を得る事ができました。利息の計算方法や返済の方法などについてかなり詳しく伺ったのですが、いずれも曖昧にする事無く答えてもらえたので、警戒感を感じさせないものでした。審査も入社1ヵ月も経過していないのに無事通過、あっという間の出来事だったと記憶しています。お金もすぐに手に入りましたし、私はパソコンを無事購入する事ができました。

 

ところで、私が実際に働き始めた最初の数ヶ月はとても精神的に辛く、中々余裕ができませんでした。仕事のストレスもあって、何故稼いだお金を返済にあてなければならないのだと、我ながら理不尽な不満が募ってきたのです。それに伴い、最初はそれほど重たく感じなかった利息の負担感が日に日に増してきた事を覚えています。わがままと言ってしまえばそれまでなのですが、同じ利息であっても本人の精神状態で軽くも重たくもなるという点は、興味深い発見でした。

 

しかし、借金を返さなければどうなるかは、テレビなどで散々目にしてきましたので返さないわけにもいきません。結局繰り上げ返済を利用する事で、早い段階で返済を終えたのですが、もうお金を借りようとは思いませんでした。

 

なお、現在の法律より高い金利で融資を受けていたので、私のケースも過払い金に該当するかもしれません。ですが、繰上げ返済を行ってしまったばかりに、過払いの換算金もごく少額となってしまいました。お陰で、何から何まで損をしてしまった気分の呆れる経験でした。